価格設定の基本的な考え方
値段はどうしよう・・・
自分でビジネスをやったことがある人なら
誰もが一度は悩んだことがある部分ですよね。
もし今まで、
「何とな~く」で、
価格を設定していたのなら
それは勿体ないです。
もっと、たくさん
売上げることが出来ていた
かもしれないし、もっとお客さんに
価値を感じてもらえた
かもしれません。
というわけで
今回は、
「価格設定の基本的な考え方」
について話をしていきたいと思います。
値段によって集まる人の違い
まず、値段によって集まる人は
「普通と違う」ということを
覚えておいていただきたいと思います。
実際にイメージしてみてください。
たとえば、
「安いファミリーレストラン」と
「高級なレストラン」だったら
どちらに、
どんな人が、
集まりそうですか?
どちらが
うるさく
どちらが
クレームが多く
どちらの方が、
『満足度が高い』
でしょうか?
おそらく、
安いファミリーレストランの方が、
店内はうるさい。
もしかしたらよく分からない
クレームを言ってる客
もいるかもしれません。
逆に、
高級感レストランは、
「凛とした静かな雰囲気」
がイメージできます。
クレームというよりは店が醸し出す
” 場の空気 ” みたいなものに、
お客さんが順応するかもしれないですね。
このように、まずは
「値段によって集まる人は違う」
ということを抑えておきましょう。
大体の傾向としては以下の通りです。
価格を安く設定 満足度は低くなる 価格を高く設定 満足度が高くなる |
何故こうなるかというと
「人は値段が高いから価値を感じる」
生き物だからです。
たとえば、
「100円ショップのお皿」と
「雑貨屋で買った1000円のお皿」
だったら、
1000円の方が価値を感じます。
だから、
満足度が高くなったり意識が高い人が
集まりやすくなります。
値段を高く設定することによって
価値を感じる人が多くなり、
『ビジネが上手くいく』
こともあるんです。
深く関わる場合は価格を高くする
特に、何かに結果を出させる系などの
”お客さんと深く関わる”
ビジネスの場合は意識の高い人を
集めることが重要になります。
たとえば、
「ビジネス系、受験系、筋トレ系」
などの場合は値段を高く設定した方が
成功させやすいですね。
だからこそ
値段は高く設定するのは大切なこと
なんです。
そして、
そういう場合には注意が必要です。
どんな注意かというと、
「お客さんを選ぶ」
ということです。
そのために値段を高くする事に加えて
基準を設ける
ということも時に大切です。
なぜかというと、
値段が高いサービスの場合は、
直接関わる回数が多くなるもの。
(※コンサル等)
その時に、
「合わない人同士」と過ごすのは
ストレスでしょうし、こちらとしても
結果を出させてあげることが出来ない
という可能性も高くなってしまいます。
お客さんを選ぶことは大切です。
普段の情報発信時から、
自分の信念や理念また、
価値観や立ち位置をそれなりに、
打ちだしておくことも大切です。
そうしておくことで、
おのずと共感してくれる同感の方が、
集まってくれるようになります。
フロントエンド・バックエンド
「フロントエンド・バックエンド」
という考え方をご存知でしょうか?
これは簡単に言うと
安いものを提供した後に、
高いものを提供して利益をあげる
というマーケティング手法のことです。
例えば、
まずフロントエンドとして
3000円 のセミナーをセールスし
セミナーに来てもらった人に、
バックエンド商品として
50万円の高額塾を販売する。
といった感じです。
もっと日常的な例だと、
スーパーで目玉商品を告知し、
目玉商品以外のものも売る
なんてのも同じ手法です。
このように、
まずは来てもらうことだったり、
1回お金を使ってもらうことで、
バックエンド商品を、
買ってもらいやすくするのが
フロントエンドの役割です。
人は1回コミットすると
なかなか引けない!
という心理が働くんですね。
フロントエンドとバックエンドという
考え方はとっても重要なので
覚えておいてください。
そして一番最後に知っておくべき事は
「値段以上の価値を提供するのが大事」
ということです。
私達が扱う情報商材や無形商品は特に
重要な部分です。
たとえば、無料のものでも
「コレが無料!?」と
いわれるような情報を心がけましょう。
10万円の商品だったら
「アレが10万円は安い!」
と言われるモノを心がけます。
そうやって、
「お客様を満足させること」
にフォーカスすることが大切です。
元々、
良い噂よりも悪い噂の方が
広まりやすいもの。
今は、ネットの時代ですから、
その拡散力はさらにレバレッジがかかり
半端ないです。
だから尚更、
これからのビジネスは本当に、
「沢山の人を集めて利益をあげる!」
というよりも、
「少ない人でも満足させリピーターを
増やすことで利益をあげる!」
事が重要です。
集客第一主義的な人よりも、
アフターフォローに力を入れられる人が
継続できて繁栄させるビジネスを、
展開していけるようになると思います。
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